子どもの歯みがき粉、結局どれがいい?

こんにちは!
高知県大豊生まれ
はちきん歯科医師 「山下雅(みやび)」です。
香川県高松市「木太デンタルクリニック」で勤務しています。
9月になりましたね!まだまだ暑いですが、朝晩は秋を感じられることも多くなってきました。
市販の歯みがき粉
今回は、2026年6月のブログで、『私が子どもに実際に使っている歯みがき粉』を書いたのですが、それにあたり、今発売されている子ども用の歯みがき粉について改めて調べてみました。そしたらまあ、いろんな歯みがき粉があるある…!!
というわけで、需要があるのかどうかは分かりませんが、調査結果を表にしてみました!新しい歯みがき粉を選ぶ時の参考になれば、と思います♪
フッ素濃度で分類して、ざっくりと価格順になるようにしました。
ただし、価格は、お店やサイトによって多少異なりますので、あくまでも目安としてみてくださいね。商品説明に書いてある対象年齢やフレーバー、特徴などを少し書いています。
また、商品がたくさんありすぎてキリがないので、2026年8月時点で生産・販売されているもののみに絞りました。
なので、生産は終了しているけれど在庫がまだあって販売しているものは載せていません。
かなり頑張っていろんな商品を調べましたが、おそらく網羅できてない歯みがき粉もあるとは思います。
かなりボリュームがあるので、今回と次回の2回に分けて紹介しますね。
フッ素濃度100~300ppmF
まずは、フッ素濃度が低いものからいきましょうか。
生後6ヶ月以降になって赤ちゃんに歯が生えてきて、フッ素入りの歯みがき粉を使いたいけどちょっと不安…というかたにおすすめです。

西松屋などで扱っているものもあり、見かけたことがあるのではないでしょうか?
いずれも研磨剤は入っておらず、うがいが不要の商品になっています。左側の4つがジェル状、右端の1つはスプレータイプになっています。
スプレータイプが一番あっさりしていて、お口に残る感じは少ないかと思いますが、歯ブラシへの出しやすさはジェルタイプかもしれません。フレーバーも優しい味のものが多いので、対象年齢をチェックして、お子様の好きそうなフレーバーで選んでもらうのもありかなと思います。
なお、コンビの「teteo 歯みがきサポート新習慣ジェル」と「歯みがきジェル」は、公式サイトを調べたのですが、商品説明に書いてあるフッ素濃度と、Q&Aのコーナーでフッ素濃度の質問に答えているフッ素濃度が異なりました。ただ、いずれも300ppm以下であり、低濃度のフッ素含有量であることは変わりありません。
フッ素の濃度500ppmF
ここが一番、歯みがき粉を選ぶ上で難しいなと思った商品達です。
フッ素濃度500ppmなのですが、それぞれの歯みがき粉のコンセプトが違い、それによって対象年齢も異なってきます。また、研磨剤もありなしの両方の製品があるので、買うときにはしっかりチェックすることが大切です。

ざっくりとタイプ別に分けて、見やすいように色をつけてみました。
1.研磨剤なしのジェルタイプの商品
これは比較的低年齢(1歳前後)から使える歯みがき粉で、うがいがいらないタイプです。
チュチュベビーの「L8020乳酸菌ハミガキジェル」、ビーンスタークの「ハキラはみがきジェル」、和光堂の「にこピカ フッ素ケア歯みがきジェル」、ライオンの「チェックアップジェル500」
現在、子どもに使用していいフッ素濃度の基準としては、「歯が生えたら900ppmFのフッ素濃度の歯みがき粉を使用していい(ただし量はごくわずか)」となってはいます。ただ、少し不安だったり、私自身も歯みがき粉のおかわりをできることを見越して少なめのフッ素濃度の歯みがき粉を使っているので、そういうかたに500ppmFのフッ素濃度の歯みがき粉はおすすめかなと思います。
2.研磨剤が少量入っているタイプの商品
これは基本的には低年齢から使えるけれども、研磨剤が入っているため着色などが気になる場合に使えます。
ピジョンの「ジェル状歯みがき ぷちキッズ」
この商品は、研磨剤は入っているんだけれども、低研磨で、食品用原料成分でできているため、うがいが上手にできない場合でも大丈夫と公式サイトに書かれていました。
3.研磨剤なしで泡タイプの商品
ゾンネボード製薬の「レノビーゴ STEP1」
こちらは対象年齢が2,3歳〜となっています。公式サイトによると、甘いおやつを食べ始めた2,3歳ころから、奥歯やお口のすみずみまで行きわたりやすい泡タイプで、うがいはいらないようです。泡というのが特徴で、ジェルタイプが苦手なお子さまに試してみるといいかもしれません。
4.研磨剤ありの商品
これは、3歳以降のうがいができるようになってから使うタイプの歯みがき粉です。
サンスターの「バトラー エフペースト こども」、「バトラー デンタルケアペースト こども」、ライオンの「チェックアップコドモ 500」
上記の中でも、サンスターの2商品は、ともに研磨剤が入っているものの、低研磨のタイプと、研磨剤➕発泡剤までしっかり入っているタイプという違いがあります。対象年齢は同じですが、比較すると小さいお子さまには低研磨のものをおすすめしたいですし、小学校中学年になって自分で歯みがきやうがいがしっかりできるようになったら、発泡剤もしっかり入っているものを選んでもいいかなと思います。
最後に
いろいろと書きましたが、参考になったでしょうか?
詳しくは、商品の公式サイトなんかを見ていただくと、コンセプトや商品の特徴なんかが詳しく書かれていますが、忙しいママさんたちの歯みがき粉選びの一助になればと思い、ざっくりと書いてみました!
次回は、フッ素濃度が900ppmFのものを書こうと思っています。また、フッ素が入っていない歯みがき粉についても紹介していこうと思っています!
お楽しみに〜♪
お悩みが1つでも解決すればいいなと思っています。
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彼岸花。花言葉は「情熱、独立」
