歯ブラシ二刀流のススメ
こんにちは!
高知県大豊生まれ
はちきん歯科医師 「山下雅(みやび)」です。
香川県高松市「木太デンタルクリニック」で勤務しています。
あけましておめでとうございます。
新年ということで今年の目標を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は…今年こそ毎月のブログ更新ができたらいいなと思っています。えへへ…ありきたりかな。
歯ブラシを嚙むんです
先日、1歳半歯科健診のお子さんを診させていただきました。
お口の中はきれいで、特に問題もありませんでしたが、ママが「歯ブラシを噛むんです…」とのこと。子どもが、自分で歯みがきをしたがり、歯ブラシを噛んでしまうそうでした。
分かる!…分かるよママ…!
何で子どもってあんなに歯ブラシを噛みまくるんでしょうね?
せっかくの新品歯ブラシが一瞬でボッサボサに…ガーン…昨日買ったやつやのに…
何度経験したことでしょうか。
私の息子も、3歳になった今では、自分で磨くときにゴシゴシと歯ブラシを動かしていますが、最近までは「歯ブラシは噛むもの!」と言わんばかりに、ガッシガシ噛んでいました。
まあ、単純に、噛む感触が面白いんでしょうね。軽く噛んだらブラシがホワッとなって、だんだんググッと広がってへしょげていく感じとか。
こっちからしたら「やめてくれえ!!!歯ブラシにもお金かかってるんだよー!!!」って感じですけど。
噛んで広がった歯ブラシは、歯みがきの効率が悪くなります。
せっかく歯みがきしても、磨けていなければもったいないですよね。
かといって、歯ブラシだってタダじゃありません。買いまくるわけにはいかない。
じゃあ、この歯ブラシを噛む行為、どうやったら止められるの…??
お口の発達
ぶっちゃけ、この歯ブラシを噛む行為は、とめられないです。むしろ、とめなくていいと思います。
子どもは、食事の時にさまざまなものを口にすることで、それが口の中に入った感覚、硬さ、食感や香り、味、噛みかたなどを学んでいきます。噛む行為で顎の骨に刺激を与えることで、顎の骨の発達を促しているとも言われています。歯ブラシは食べ物ではないですが、噛むと面白い感触だろうなというのは想像できますよね。
また、歯が生えかけの場合だと歯ぐきがむずがゆい、とも言われています。
なので、お口の感覚が育っていっているんだな〜と、前向きに捉えてあげてください。
もちろん、立っちがまだ不安定な時期の立ったままの歯みがきや、歩きながらの歯みがきは危険なので避けてもらったほうがいいですし、喉をつかないように見守る必要はあります。
じゃあ歯ブラシは??
私がオススメしているのは、「歯ブラシの二刀流」です!
歯ブラシ二刀流
用意するものは2つ。
子供が自分で歯みがきする用の歯ブラシと、仕上げみがき用の歯ブラシです。
まずは、子どもに自分で歯みがきをしてもらいます。この歯ブラシは、どれだけボサボサになろうとそのまま使います。(あまりに汚れてきたら買い替えを)「かまん、かまん。いくらでも噛んで〜♪」
そして仕上げみがきの番になったら、仕上げみがき用のきれいな毛先の広がってない歯ブラシを取り出してササーッ!「○○ちゃんは、○○ちゃん専用の歯ブラシ持っててね!これは大人が使う歯ブラシなのよおお〜サササササっ!!」
こうすると、最初に歯ブラシを2本用意する必要はありますが、仕上げみがき用の歯ブラシさえブラシが広がっていないか気をつければいいので、買い替えの頻度は減ると思います。
もちろん、子どもは大人が使っている仕上げみがき用歯ブラシに興味津々で、隙あらばそっちも獲得しようとしますけどね…笑
歯ブラシの選び方
子どもが使う歯ブラシは、子どもは口が小さいので子ども用であれば何でもかまいません。
仕上げみがき用の歯ブラシは、子どもが小さいうちは、「仕上げみがき用」がオススメです。ヘッド(歯ブラシのブラシがついている先端部分)が小さくて、持ち手も長くて細く、奥歯がみがきやすいです。
もし、不安であれば、歯科衛生士さん等に相談してみてくださいね。
お悩みが1つでも解決すればいいなと思っています。
他にも、気になることなどあれば何でも聞いてみてください。
診察で女医希望の場合は、電話でご予約の際に女医希望とお伝えください。
2023年もよろしくお願いします