チョコレートとむし歯

引田のひな祭りに行ってきました

こんにちは!

高知県大豊生まれ 

はちきん歯科医師 「山下雅(みやび)」です。

香川県高松市「木太デンタルクリニック」で勤務しています。

『毎月ブログを更新する!』という2023年の目標が早々に破れてしまいました。おいおい私(汗)

言い訳をすると、そろそろブログを書こうかな〜と思っていた矢先の2月中旬に風邪をひいて、ダウンしていました。。。もう少し早くから取りかかるべきでした( ;∀;)

健康第一!

チョコレートは虫歯の天敵!?

先月、2月はバレンタインデーがありましたね♪チョコレートを食べる機会も多かったのではないでしょうか?

「チョコレートを食べるとむし歯になりやすい」というのを聞いたことがあるかと思います。

本当なのか?そして何か対策はあるのか? 今回はこれについて書いていきます。

チョコレートとむし歯の関係

チョコレートがむし歯の原因と言われている理由は、むし歯菌がチョコレートに含まれる砂糖を栄養として酸を出し、その酸によって歯が溶けるからです。また、チョコレートには強い粘性があり歯の表面に残りやすいことも一因です。

同じ理由で、キャラメルやグミ、ガムなども、砂糖が使われていて、かつ長時間お口の中に残りやすいためにむし歯になりやすいと言われています。

じゃあ対策って…食べるなってこと?

歯医者さんって、自分の子どもにはチョコとかあげてないんでしょ?

いえいえいえいえ!!!あげてますよ〜!

私の3歳の息子は、チョコレート大好きです!笑

3歳になってチョコレートを解禁しましたが、今まで遭遇したことのない甘さで美味しいんでしょうね。アン○ンマンのペロペロチョコなんか大好き!チョコレートもらえるなら逆立ちでもしそうな勢いです。できないけど。

じゃあ好きなだけ自由に食べさせているか?というと、そうではありません。

むし歯になりやすいことは知っているので、ポイントを押さえて食べさせています。

むし歯にならないためには

①頻度を考える

むし歯と関係が深いのは、量より頻度です。トータルの量が少なくても、ダラダラ食べるとむし歯のリスクが上がります。

また、お菓子のダラダラ食いは、3度のご飯を食べないことにもつながりやすいです。

お菓子をダラダラ食べる→ご飯の時間にお腹が空かない→ご飯を少ししか食べない→すぐお腹が空いてお菓子をつまむ→の悪循環になってしまいがち。

ご飯をしっかり食べてからデザートにチョコや甘いものを食べるとか、3時のおやつは終わりを決めて延ばしすぎない、などして、ダラダラお菓子を食べないように気をつけます。

特に3歳以下は、発達の段階として、自制心を身につけることがそもそも難しい年齢です。

お菓子が視界に入る状況であったり、お菓子のストックの場所を知っていると、食べたい欲求を抑えて我慢することは難しいです。まとめ買いは安くて便利ですが、もし可能であれば、お菓子が常にある環境自体を変える、ストックするなら隠す!ことを心がけるといいかもしれません。欲しくても、無いものは無い、ことを事実として貫き通します。

そして、チョコレートやお菓子を食べたら、可能であれば歯みがき、難しければ水かお茶を「ブクブクゴックン」または「ブクブクペー」して、歯に残った分をできるだけ取ります。

②砂糖の代わりになるものを使う

歯科専売品としてむし歯になりにくいキシリトールチョコが注目を集めています。

数年前から販売されているのですが、少しずつ商品開発が進んでいるのか、だんだん美味しくなってきています。もはや普通のチョコとほとんど変わりません。

甘味として砂糖の代わりに使われているキシリトールはむし歯の原因にならないので、ぜひキシリトール100%のものを選んで使ってみてくださいね。

チョコが大好きでやめられない、という場合にオススメです♪

注意点としては、キシリトールは大量に摂取すると下痢になることがあるので、食べすぎないように用量は守ったほうがいいと思います。

また、特に子どもに対しては、食育という意味でも3 度のご飯は大切ですし、将来の歯周病予防としても歯みがきの習慣は大事にしたいので、そこも忘れずに。

また、むし歯になりやすさは個人差があります。同じようにしていても、残念ながらむし歯になる人、ならない人がいます。①②を守れば絶対にむし歯にならないわけではありません。

もし、分からないことがあれば、歯科医院で相談してみてくださいね。

お悩みが1つでも解決すればいいなと思っています。

診察で女医希望の場合は、電話でご予約の際に女医希望とお伝えください。

菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」

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