歯の詰め物が取れました

ことでん線路沿いの菜の花畑
こんにちは!
高知県大豊生まれ
はちきん歯科医師 「山下雅(みやび)」です。
香川県高松市「木太デンタルクリニック」で勤務しています。
2026年初のブログです。遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
歯の詰め物が取れました
今回は「おい!」とツッコみたくなるような内容です。
私の歯のつめものが取れました!
ええええ…
歯医者なのに…?汗
ある日、左上の奥歯が、痛みなどはなかったのですが、一部欠けているような感じがして、診てもらいました。
すると、前から6番目の大臼歯、いわゆる「6歳臼歯」の、10年ほど前にむし歯をとってつめものをしてもらったものが、欠けて取れてしまっていました。ありゃりゃ…

(↑ニカーー!!っとすると、つめものが欠けて黒く見えるのが分かります。)
「歯科医師なのに、むし歯かい!」と、ツッコまれるかもしれません。
でもね、弁解をするなら、このもともとのむし歯は、おそらく、私が若いころから大事に飼っていたむし歯なんです。
そもそも、私の親は歯科とは全く関係ない仕事でしたので、家庭での歯みがきは、ごくごく普通。小学校に上がれば仕上げみがきもなく、
親「歯みがきしたー?」
私(めんどくさいなあ〜)シャコシャコ5秒「したよー」
親「はーい」
こんな感じでした。
糸ようじ(フロス)も、確か家にはあったものの、「使いなさい」と言われた記憶はほぼなし…
また、よく喘息になっていて、夜中に発作が起きることも多かったので、夜中にスポーツドリンクなどで水分補給することも多々ありました。
そんなこんなで、小学生の頃に、6歳臼歯がむし歯になって、麻酔をして治療した記憶があります。
その後は、昔なので歯科医院に定期的にフッ素塗布に行く習慣もなく(昔はそうでしたよね?)、10代、20代になっても、特に歯の治療をする機会はありませんでした。
そして、歯科医師になって数年経った20代後半のときに、左上の6歳臼歯に大きなむし歯ができていて(噛むと少し痛みや違和感があったので診てもらいました)、歯科医師の先輩に治療してもらいました。
歯と歯の間にできたむし歯で、治療するまでは穴があいたりとかはなかったので、小さい頃にできたむし歯が、少しずつ大きくなったのかなと思います。
そのときの左上奥歯のつめものが、今回、欠けて取れてしまっていたのでした。
治療してもらいました
欠けたつめものを取ると、中も少しむし歯になっていたようです。
むし歯をとって、再度、つめものをしてもらいました。
歯肉(歯ぐき)に近い場所なので、つめものなどの処置をすると、プラークが残って歯肉が腫れていたりすると歯肉から少し出血しやすいのですが、歯みがきをしっかり行っているおかげで、歯ぐきからの出血なくつめものができたそうです。
よかったm(_ _)m

ちゃんと歯の形が戻りました!
詰め物にするかかぶせものにするか

むし歯の治療の際、むし歯をとった後は、小さなむし歯の場合はつめもので治すことが多いのですが、私のようにそこそこ大きなむし歯の場合は、つめものをするか、型取りをしてかぶせにするか、の2つの選択肢があります。
もちろん、それぞれのメリットデメリットがあります。
つめものの場合、歯を削る量が少なくて済むというメリットがありますが、強度が歯よりも弱いため、欠けたり取れやすいというデメリットがあります。
かぶせの場合には、歯の形を再現しやすく、強度もつめものよりは強いのですが、歯を削る量が増えてしまうデメリットがあります。
10年前は、このむし歯の部分、つめものにするか、型とりしてかぶせにするか、歯科医師の先輩は悩んで、つめものにしてもらいました。
なかなか深いむし歯だったこともあり(汗)、いずれ再治療が必要になるだろうから、今回はつめものにしておこうと、いろんな可能性やメリットデメリットを考えて治療してもらいました。
私は、骨格的にも噛む力が強いタイプなので、「つめものがいずれ欠けるだろう」という想定はしていたので、10年もったなら十分だなと思いました。
今回、またつめものにしてもらったので、おそらくこの先も、数年ごとに欠けたり取れてくるでしょう。
私としては、できるかぎりはつめものにしておいて、だんだん歯を削っていき、強度的につめものでは難しい、となったら、かぶせにするつもりです。
ここらへんは、ちょっと説明が難しい部分なので、分かりにくいかもしれません。
うまく伝わらなかったらごめんなさい。
実際の診療でも、つめものにするか、かぶせにするか、悩ましいケースは多いです。
むし歯をとった後にどれくらい歯が残っているか、むし歯の深さ、他の歯の状態、患者さんの噛む力、治療への理解度、治療時間や開口量(お口をどの程度開けられるか)、来院頻度、プラークコントロール(ハミガキでお口の中をきれいに保てるかどうか)、など、さまざまなことを歯科医師は瞬時に考え、総合的に判断して治療方針を決定します。
もちろん、相談させてもらう場合もありますよ。
でも、同じむし歯でも、人によって治療方針が違ったりすることもあります。
もし、なんでかな?と疑問に思ったら、聞いてくださいね。
最後に
歯科医師でもむし歯になります。(言い訳はさせてください笑)
ママの心が少しでも軽くなりますように。
今年もよろしくお願いします。
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「春よ来い」でも歌われる沈丁花(ジンチョウゲ)。花言葉は「栄光、永遠、不滅」
