お菓子の食べ過ぎで口内炎に

お遍路さん始まりの一番札所

こんにちは!

高知県大豊生まれ 

はちきん歯科医師 「山下雅(みやび)」です。

香川県高松市「木太デンタルクリニック」で勤務しています。

子どもたちは楽しい楽しい夏休みに入りましたね♪今回は、息子がお菓子の食べ過ぎでじんましんと口内炎になってしまった話を書きたいと思います。

お菓子食べ過ぎ事件

息子が3歳の時の、ゴールデンウィーク明けに事件は起こりました。

普段から甘いものが大好きな息子。チョコレートやアイスクリームが大好きです。

普段は、朝はご飯と味噌汁におかず、昼は幼稚園の給食、夜は家での食事がほとんどですし、おやつもご飯の前には食べない、などルールを決めています。また、家にはジュースは置いておらず、飲み物は水か牛乳です。

しかし、お出かけの時には、アイスクリームを食べたり、お菓子も食べます。ジュースも買います。

ゴールデンウィークでは実家へ帰省したり、旅行にも行ったりして、普段の生活よりも食事内容やそのリズムが少し不規則になっていました。また、お出かけということもあり、普段よりも食べ物に関してはかなりゆるくしていて、甘いものの量が増え、ご飯類や野菜の摂取量は少なくなっていました。

ゴールデンウィークの終盤、親戚の家族とBBQをした夜、息子が「身体がかゆい」と言ってきました。見ると発疹がちらほら。虫にでも刺されたのかな?と思って、薬を塗って様子を見ることにしました。

しかし、翌日になってもまだかゆそうにしていました。薬を塗ろうと身体をみてみると、ん?発疹の場所が変わっている…?虫刺されじゃないかも…??

ひょっとして?と思い皮膚科を受診すると、案の定、じんましんとのことでした。

また、ふだんはほとんど口内炎ができたことがないのですが、じんましんができて3日後に口内炎ができていました。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんとは、皮膚の一部に発疹ができ、赤く盛り上がる病気です。

原因として、感染症、食べ物、薬剤、汗、ゴム、物理的なストレス(冷たさや暑さ、日光など)、ストレスなどがあります。

複数の原因が関連して起こることもあり、原因の特定が難しい場合もあります。

今回のじんましんは、BBQをしていたこともあり、食物アレルギーの可能性も考えましたが、今まで食べたことのある食べ物ばかりでした。 原因として考えられるのは、普段よりも移動等が多くて疲れが溜まっていたであろうことと、お菓子類が多い食事内容だろうと考えました。

口内炎

お口の中にできる痛いやつ。

一般的に最も多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。

原因ははっきりわかっていませんが、ストレス、疲れによる免疫力低下や、睡眠不足、栄養不足(主にビタミンB2)などが考えられています。

そのほか、入れ歯や矯正器具が接触したり、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激で起こる「カタル性口内炎」、ウイルスが原因の「ウイルス性口内炎」、細菌やカンジダ菌の増殖によるもの、アレルギー反応によるものなどがあります。

また、ベーチェット病など、他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあります。

口の中は、食事をしたり、呼吸をしたり、喋ったりするために常に外部と接しており、細菌やウイルスなどが付着・侵入する可能性の高い部位です。また、常に多くの刺激を受ける場所です。健康であれば、通常は免疫機能が働きますが、免疫力が低下していると、口内炎という炎症として症状があらわれてきます。

お口は健康のバロメーターともいえます。

口内炎がよくできる人、ほとんどできない人、個人差があると思います。

息子は普段はほとんど口内炎はできません。なので、今回の口内炎は、じんましん同様に、お菓子の食べ過ぎでご飯類があまり食べられず、一時的な栄養不足からくるものだろうなと考えました。

口内炎の対処法

症状の対処としては、軟膏を塗る(ステロイド薬、ノンステロイド薬)、貼るタイプのお薬を使う、などです。根本原因の改善としては、免疫力の低下の原因を考えて、それを改善することです。

今回、息子は1、2日、ステロイド薬を塗ることと、食事内容を改善(普段とおりに戻した)ことで口内炎は治りました。

反省

今回の息子のじんましんと口内炎は、結果としては数日で治りました。

ちょうどゴールデンウィークも終わったので、移動が多かったり不規則な生活から普段の生活に戻ったことで身体の疲れがとれたであろうこと。甘いものを食べすぎたことが原因と考え、息子にも説明し、普段の生活習慣に戻り、砂糖の摂取量が減ったこと。

数日の出来事でしたが、全身に出たじんましんは親としても驚きが大きく、印象深い事件になりました。

3歳ということで、まだまだ自制心を働かせるのは難しい年齢ゆえに、大人がある程度コントロールしてあげる必要があると感じました。

息子よ、つらい思いをさせてゴメンね。

最後に

今回は、息子が経験した口内炎とじんましんについて書いてみました。

夏休みに入り、普段の保育所、学校の規則正しい生活から解放され(笑)、家にいるとお菓子の誘惑がいっぱい。外出、旅行、帰省など楽しいイベントもたくさんあります。

もちろん、なにもかも制限してすべて厳しくする必要はないと思っています。せっかくのお休みなので、多少ゆるくするのは大賛成です。大人も、「たまにはいいか」って思う時ありますよね。でも、やりすぎると、体に症状が出てしまった、という体験談でした。汗

口内炎も、じんましんもつらいですよね。

もし、分からないことがあれば、歯科医院で相談してみてくださいね。

お悩みが1つでも解決すればいいなと思っています。

診察で女医希望の場合は、電話でご予約の際に女医希望とお伝えください。診療できない曜日や時間帯があります。

サルビア。花言葉は「知恵・尊敬・家族愛」

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